人生120年時代 2018 5 27
2018年5月27日の時事通信社には、このようなニュースがありました。
中曽根康弘元首相が27日、100歳の誕生日を迎えた。
1947年に衆院議員となって以来、
自主憲法制定をライフワークとしてきた同氏の憲法改正への意欲は衰えず、
今も機会を捉えて発信を続ける。
周辺によると、
中曽根氏は足腰の衰えが目立ってきたものの、
東京都内の事務所を週2回程度訪れ、
書類整理や来客との面会をこなしている。
読書への意欲は依然として旺盛で、
新聞の書評欄や広告で目に留まった書籍があると、
「買っておいてくれ」と指示があるという。
(引用、以上)
100歳を超えて現役の政治家である中曽根氏に、
私も、コメントを書きます。
私の家の本棚には、中曽根氏の著書があります。
「政治と人生 中曽根康弘回顧録」(講談社 1992年出版)
当時、私は、こう思いました。
「このようなものを書くのは、まだ早すぎる」と。
さて、100歳になった今こそ、
中曽根氏は、回顧録を書くべきだと思います。
人生は、長い。
「人生120年時代を生きる」と考えるべきです。
そうなると、60歳は、人生の中間地点であり、
老け込むには、あまりにも早すぎるのです。
61歳から、新しい人生が始まる。
「残りの人生60年、何をしようか」と考えるべきです。
中曽根氏の活躍を見ていると、こう思います。
「年寄り」と呼べる年齢は、100歳からである。